カレーのともだち

福神漬け

「福神漬け」は脇役ながらもカレーとはとても相性のいい漬物として知られています。食堂などでも他の色々な薬味とともに置かれていますよね。今は様々なメーカーの「福神漬け」が市販されていますが、たまには自分で作ってみませんか?作り方も含め、「福神漬け」のことについて紹介していきましょう。

 

「福神漬け」って、どんな漬物?

「福神漬け」とは、細かく刻んだ大根やナスなど7種類の野菜を醤油や砂糖で味付けした漬物のことを言います。一般的には「ふくじんづけ」と言いますが、地域によっては「ふくしんづけ」と呼ぶところもあるようです。では、さっそく「福神漬け」の歴史や名前の由来について見ていきましょう。

「福神漬け」の歴史

「福神漬け」は日本生まれの漬物なんですよ。その歴史は明治時代にまでさかのぼります。現在では全国的に有名になった東京・上野にある某高級漬物店の15代目の主人によって作り出されました。その味の評判は、あっという間に広まり、人々に好んで食べられるようになりました。

「福神漬け」の名前の由来

では、どうして「福神漬け」と呼ばれるようになったのでしょう? いかにも、おめでたい名前ですよね。なんでも、色んな野菜が入っていること、その漬物店が弁天様の像の近くにあったことを理由に名付けられたんだとか。そして実はもう一つの理由があるんですよ!コレだけあれば他にご飯のおかずはいらないので出費が減り、貯金ができるというものです。当時の人は「まるで七福神が家に訪れたようだ」と喜んでいたそうですよ。それで「福神漬け」と言われるようになったわけです。

「福神漬け」とカレー

どこの食堂やレストランに行っても、カレーの付け合せには、たいていの場合、「福神漬け」が付いてきます。みなさんは、いつからインド発祥のカレーに「福神漬け」添えられるようになったのか知っていますか?これは大正時代に日本郵船のコックが海外航路船の一等客室に出すカレーに「福神漬け」を添えたのが始まりとされています。それがキッカケとなり、「福神漬け」とカレーという組み合わせが日本国内でも普及していきました。最初はピクルスが添えられていましたが、その酸っぱさが日本人の口には合わなかったようです…。ちなみに、カレーの本場インドでは野菜や果物を香辛料・砂糖で甘く煮たチャツネという漬物が一般的なカレーの付け合わせです。日本の「福神漬け」はインドのチャツネを真似たものと考えられています。

「福神漬け」の作り方

市販の「福神漬け」しか食べたことがない人も多いのではないでしょうか?「福神漬け」も手作りにすると、カレーの美味しさもさらにアップしますよ♪
家庭でも簡単にできる「福神漬け」の作り方を紹介します!

材料

  • 大根・人参 …… 各3本
  • きゅうり …… 15本
  • ナス …… 20本
  • レンコン …… 1本(中くらいのもの)
  • ゴボウ …… 5本
  • ショウガ …… 300g
  • 鷹の爪・みりん …… 各適量
  • シソの実 …… 200g程度
  • 醤油 …… 1升と5合
  • ざらめ …… 1kg

作り方(赤くない福神漬け)

  • 鷹の爪とシソの実以外の野菜類を1.5cm角の食べやすい大きさに切りそろえます。ただ、ショウガは千切りにして下さいね。
  • これらの野菜を1升の醤油に一晩漬けましょう。次の日、ザルにとって水気を切っておきます。
  • 5合の醤油にザラメを加えて煮溶かしましょう。このとき、お好みでみりんを入れてもいいですよ。
  • そこに刻んだ野菜類、種を除いて細かく刻んだ鷹の爪とシソの実を入れ、よく混ぜます。
  • 冷蔵庫で一晩寝かせて、出来上がりです。食べきれない「福神漬け」は冷凍保存することをおすすめします。

「福神漬け」を使ったレシピ

カレーの付け合わせではなく、違う料理に「福神漬け」を使ってみましょう。「福神漬け」入りチャーハンレシピを紹介しますね。「福神漬け」のカリカリとした食感が楽しめるレシピです♪

材料(2人分)

  • ご飯 …… お茶碗2杯分
  • 福神漬け …… 大さじ3
  • 卵、ピーマン …… 各1個
  • ちくわ …… 1本
  • だしの素 …… 小さじ1
  • 塩・こしょう・醤油 …… 各小さじ2

作り方

  • ボウルにご飯を入れ、そこに卵を割り入れて、ピーマンとちくわは細かく刻んでおきましょう。
  • サラダ油を熱したフライパンでピーマンとちくわを炒めます。
  • ご飯と卵を混ぜ合わせたものを炒めたピーマンとちくわに加えます。
  • あとは調味料で味付けし「福神漬け」を加えて、もう一度軽く炒めて出来上がりです。

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