カレーのともだち

ピックル

インドカレーの付け合わせとして一般的なものの中にピックルがあります。この可愛いネーミングとは対照的に味のほうは、かなり刺激的です。インドを訪れた日本人は現地の人たちがピックル片手に美味しそうにカレーを食べている姿に驚くといいます。そんなピックルについて、作り方なども含め、紹介していきましょう。

ピックルって?

ピックルは日本からインドへ向かう飛行機の機内食にもよく登場します。なので、インドへ頻繁に旅行する人にとってはお馴染みのものかもしれませんね。主食がカレーのインドでは付け合わせに不可欠なものです。ピックルは青唐辛子やライム、トマト、ショウガ、熟していない青いマンゴーなど色んな食材をマスタードオイルやごま油、赤唐辛子、マスタード・シードなどのスパイス類、酸味付けや防腐剤の働きをするタマリンドなどを混ぜ合わせたピックル液に漬け込んで作ります。ちなみに、インドのごま油は焙煎せずに生ごまを使うため、私たちが知っているあの独特の香りはありません。また、ピックルとピクルスは呼び名も似ているので同じもののように思いますが、西洋のピクルスに比べ、野菜や酢を使う割合が少なく、インド独自のスパイスを使っているのが特徴と言えるでしょう。これらのことを考えると、ピクルスとはまた少し違ったものなのだと思います。

ピックルとインドカレー

ピックルはインドカレーになくてはならない組み合わせです。昔はインドでも日本の漬物と同じようにピックルを各家庭で手作りしていましたが、今では瓶詰めされた様々な種類のピックルが市販されるようになって、それらを買う人も増えてきているようですね。激辛で塩気も強いピックルをインドではほとんどのカレー料理に使います。カレーライスはもちろん、カレーとチャパティを一緒に食べる時なども、口直しにピックルをちょっとつまみます。またご飯やパンに直接つけるのも、インドではごく一般的な食べ方なんですよ。さらに、南インドの地域ではご飯にヨーグルトをかけ、そこにピックルを加えて全体的によく混ぜて食べています。そうするとピックルのスパイシーさも少し緩和されて、美味しいんだとか。本場のインドカレーでピックルの味を一度試してみたいですね!

ピックル・キュウリとは?

ここで、ちょっとピックルやピクルスに使われるキュウリの話しをしたいと思います。みなさんはピックル・キュウリという品種を知っていますか?日本ではピクルスを漬けることが習慣化していないため、あまり見かけませんが、このピックル・キュウリはピクルス用に生み出された品種です。見た目は短い楕円形で、先半分は白っぽい色をしています。日本では「さかた」や「最上」などの品種が栽培されています。

ピックルの作り方

本格的なインドのピックルは家庭で作るのは材料も簡単には揃わないため、難しいものがあります。なので、どうしても本物のピックルを味わいたい場合は通販などを利用することをおすすめします。直接お店に行くよりは簡単に手に入れることができると思いますよ。 そんなわけで今回は、日本人にも食べやすいピックルの作り方を紹介しましょう。材料もすべて家にあるもので作れます。このピックルをカレーの付け合わせにして、少しだけでもインド料理を身近に感じて下さいね。

材料(2人分)

  • 青唐辛子・セロリ …… 各1/2本
  • ライム …… 1/4個
  • 粗塩 …… 小さじ1
  • (ピックル液)赤唐辛子 …… 1/4本
  • 酢・塩・マスタードシード …… 各少々
  • クミンシード …… 小さじ1
  • 砂糖 …… 大さじ1

作り方

  • セロリは1cm角で3cmほどの長さ、ライムはイチョウ切りにしましょう。青唐辛子は食べやすい長さに切ります。
  • セロリには軽く粗塩をふっておきましょう。
  • 瓶にライムとピックル液の材料をすべて入れて、そこに青唐辛子とトマトを加えましょう。
  • しっかりフタを閉めて、常温で1〜2日間置きましょう。
  • その後、さらに冷蔵庫で2時間ほど冷やして味をなじませたら出来上がりです。
    ※もし、タマリンドやインドで使われているゴマ油などの調味料やスパイスがあれば、それも是非ピックル液に加えてみて下さいね。よりいっそうインドのピックルの味に近づくと思いますよ。

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