カレーのともだち

ザワークラウト

ザワークラウトはドイツでは庶民の味と言っていいほど頻繁に食べられています。名前だけ聞いてもどんなものか分からない人も多いのではないでしょうか? 実は私も、その一人でした……。レストランなどでソーセージを注文すると付け合わせとして添えられている、あの酸っぱいキャベツです。ザワークラウトが一体どんなものか、作り方やレシピも含めて紹介しましょう。

ザワークラウトって?

「酸っぱいキャベツ」を意味するザワークラウトはドイツを代表する漬物です。ドイツ料理の付け合わせには欠かせませんね。そんなザワークラウトについて少し書きたいと思います。

ザワークラウトの歴史

大昔、タタールの遊牧民がオーストリアにその作り方を伝えたのはザワークラウトの起源と言われています。すると酸っぱい物好きのドイツ人に大好評! たちまち人気となりました。その評判が広まって、18世紀にはイギリスの探検家キャプテン・クックも太平洋の調査の際、壊血病に効くとされていたザワークラウトをたくさん船に積んだと言われています。さらに19世紀に入ると、ドイツ人の移民に伴い、新大陸にもザワークラウトが伝わりました。そして現在、ドイツだけでなく、様々な国でザワークラウトは食べられています。

ザワークラウトの栄養と効果

ドイツではザワークラウトの漬け汁が免疫力を高める効果があると話題になっています。 ザワークラウトを「キャベツの酢漬け」と思う人もいるかもしれませんが、それは違います。ザワークラウトには一切、酢は使われていないんですよ。キャベツが発酵することで酢っぱくなります。栄養素としてはビタミンU、C、Kなどが含まれています。それぞれ胃腸の粘膜の正常化、風邪の予防、止血などの働きがあります。

ザワークラウトと相性がいい料理

ザワークラウトから連想する食べ物と言えば、やっぱりソーセージですね。ほかにも独特の酸味を生かして、サンドイッチやホットドッグに挟んだり、スープやロールキャベツなどの煮込み料理にも使われます。肉料理以外に魚料理にもよく合います。ザワークラウトに使われている香辛料、キャラウェイシードは消化を促進してくれる効果があります。なので、油っこい料理の付け合わせには最適です。となれば、もちろんカレーにも向いています!あまり食感のないカレーとキャベツの食感の違いを楽しむこともできますし、酸味と辛味の融合も面白いですよ。

ザワークラウトの作り方

では、いよいよザワークラウトの作り方を見ていきましょう。酢を使う簡単な作り方もありますが、ここでは酢を使わない正統派ザワークラウトの作り方を紹介します。

材料(2人分)

  • キャベツ …… 400g
  • 塩 …… 小さじ1
  • キャラウェイシード …… 小さじ1/2
  • ローリエ …… 1枚
  • 粒こしょう・唐辛子 …… 各少々

作り方

  • 粒こしょうは香りが出るように潰してローリエは適当な大きさにちぎり、唐辛子は種を取り細切りにして、塩を加えておきます。
  • そこに水を加えてよく混ぜ合わせ、ザワークラウトの漬け汁を作ります。
  • キャベツを洗ってザク切りにしたら、漬け汁の中に入れて軽くかき混ぜましょう。
  • .重石をして一日おきましょう。
  • キャベツの表面まで水が上がってきたら、ラップをかけて、また軽く重石をします。
  • 18〜20度くらいの室温なら5〜7日間、20〜25度の場合は3日間くらいおきます。
  • そのあと冷蔵庫で冷やして出来上がりです。水気をよく絞ってから、料理に使いましょう。

ザワークラウトを使ったレシピ

次はザワークラウトを使って、ちょっとした料理を作ってみましょう!ドイツの家庭料理の定番ザワークラウトスープのレシピを紹介します。ソーセージやキノコ類を加えるなど、色々アレンジできるレシピです。

材料(2人分)

  • ザワークラウト …… 100g
  • ローリエ …… 1/2枚
  • パセリ …… 1/2枝
  • ベーコン …… 50g
  • 玉ねぎ …… 60g
  • エリンギ …… 2本
  • 水 …… 380cc
  • コンソメ …… 1個
  • 塩・こしょう・サラダ油 …… 各適量

作り方

  • 玉ねぎは薄切り、ベーコンは5mm幅、パセリはみじん切りにしましょう。エリンギは一口大にさいておきましょう。
  • サラダ油を熱したフライパンでベーコンをカリカリに炒め、一旦取り出したところに玉ねぎを入れます。
  • 玉ねぎがしんなりしたら、ザワークラウトを加えて軽く炒めます。
  • ベーコン、玉ねぎ、ザワークラウトを鍋に移して水、コンソメ、ローリエ、パセリを入れ、アクを取りながら約15分煮込みましょう。エリンギを加えて、さらに5分煮ます。
  • 塩・こしょうで味を調えて、お皿に盛り、パセリを散らして出来上がりです。

 

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